【参加者の声】「取り組む産後ケア」を学ぶことは、自分と家族、そして職場や社会へのまなざしを変える。〜産後のくらし準備講座 2025 7月クール受講者アンケートより〜
- かおり 永野間
- 8月1日
- 読了時間: 4分
更新日:8月2日
マドレボニータが開催する、産後を学び知るための【産後のくらし準備講座 2025】。
この講座は育児や仕事、社会の中で「産後とどう向き合うか?」「身近な人の産後・子育てをどう支えられるか?」を知り、考えたい、すべての人に開かれた学びの場です。
この7月クール(全3回)も、妊娠中、産後のかただけでなく、妊娠も出産もしていないけれど、未来のために…など、多様な背景をもつ受講者の方々が全国からオンラインでご参加くださいました。
講座を通じて見えてきたのは、「取り組む産後ケア」の学びが受講者のみなさん一人ひとりの現在地に寄り添いながら、「では、私はどうしたいのか?何ができるだろうか?」と未来への視点をひらいていく力です。
受講後アンケートでは、このような声が寄せられました。

<学びになった・参考にしたいという声>
●特に勉強になったのは産後1年の過ごし方の図なので、まずはこちらを我が家に取り入れるべく夫と話し合いたいと思います。
(図のスライドを入れる)
●男女ともに、育休を取得することの価値・意味を学ぶことができた。もし育休をとる未来があったら、どんな風に時間を使っていきたいか楽しく考えていきたい。

<この講座をオススメしたい人・層は?>
●全ての企業の産休・育休取得者が受けた方がいいと思います。特に男性に受講をお薦めしたいです。私の周りにも出産に伴って夫婦仲が悪くなったり、(それだけが理由ではないと思いますが)熟年離婚された方もいて、他人事ではないと感じています。
●職場の育休を取る男性の後輩に、新しいリーフレットを渡して諸々伝えたいと思いました!
<職場でマネジメントを担う方の声>
●個人のキャリアのありかたを考えるきっかけになった。職場でマネージャーをしていて、子育て中のパパさんが業務委託として数名入ってくれている、(その方々の)労働環境改善を考えるきっかけにもなった。
マネージャー目線での学び:・女性の「大丈夫」は信じないと同時に、男性側の「うちは大丈夫」みたいな言葉も100%信じないほうがいいのかも。
家庭によって、大変さにはグラデーションがある。家庭の事情に具体的に踏み込みすぎるのはよくないが、仕事のキャパや稼働工数などは、面談などで定期的につど確認できるといいのかも(状況が変わっている可能性あり)。

<ご自身や周囲の方の産後を振り返って湧き上がるおもい>
●ワークで今後のことを見据えて書く、となった時、産後休まずつらかった自分や夫への不満が根強くあって、今後のことより過去に引きずられていると気づきました。今後のことも考えているつもりですが、過去のことをずっといっていても仕方ないので、もっと切り替えたいと思います。
●自分の両親のことを考えると、父は育休を取得していなかった(兄弟4人とも全員)ため、母はどれだけ苦労してきたのだろう、、、と想像しました。 時代もありますが、もしも育休をとっていたら、父母の関係は今頃どうなっていたかな、、、など。子育てを終えた母からいろいろとパートナーシップ構築の後悔話を聞くことも多いので、子育て初期にしっかり関係の土台を作ることの大切さに気付かされたように思います。
●産後は思ったより動けましたが、産後、リハビリ期、とやはりしっかり休める環境が必要でした。親に頼れない分、産前に物品以外の準備、自分の身体の準備、産後の具体的に身体が変化しどう対応するかなど、夫ともっと準備していくべきでした。

<今後意識し取り組んでいきたいこと>
●「自分自身」「夫婦全体」「妻に対して」「夫婦の中での自分」という4つの軸で、仕事や生活の未来を思考していきたいと思いました。まず自分自身がどうありたいかを考える時間を取ること。そして相手がどう思っているのかを聞くこと。その上で、相手の想いや願いに尊重をしながらも、自分自身を蔑ろにしたりすり減らさず、2人の、家族の、最大公約数を模索していくような対話を採り入れていきたいです。
●夫婦で話し合う時間を大切にしたいと思いました。
●今ある2人の時間をどう使っていくか考えていきたいと思った
・相手が実際のところどう考えているかを、恐れすぎずに聞いてみたいと思えた
・もやもやは残りつつも、考えることを諦めずに過ごしたい

参加者のみなさん、受講後アンケートにご回答いただきありがとうございました。
みなさんの気づきはもちろん、「今後こうしていきたい」「こういうことを大事にしていきたい」という次のステップが示される回答に、マドレボニータとしても講座開催の意味や意義を再確認しています。
次回の「産後のくらし準備講座 2025」9月クール(9月6,13,20日土曜10:00-11:00)は、8月6日(水)より受講生募集いたします。
自分の産後・子育てに活かしたい、今後の人生に役立てたい、誰かの支えになれるように…など、さまざまな立場のみなさんのご参加を心よりお待ちしております。










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