![]() |
---|
すべての母に産後ケアを。
産後ケアバトン制度
産後ケアバトン制度とは
この取り組みの運営は「マドレ基金」への寄付によってサポートされています。
取り組みにご賛同くださる方を募集しています。
「介助ボランティア」が多胎児の母をサポートします
「双子を連れて参加したいけど、同時に泣き出したらどうしよう…」
そんな不安を解消するのが介助ボランティアの存在です。

多胎児の母が参加するときには、事前に産後ケア教室の卒業生やマドレボニータの会員さんから介助ボランティア(女性限定)を募集し、教室内での赤ちゃんのお世話やサポートをしてもらいます。
【ご確認ください】
-
原則として「多胎児連れで参加希望の方」のみ利用いただけます。
-
「ご自宅や最寄り駅からスタジオまでの同伴サポート」は参加にあたりどうしても必要な方に限らせていただいております。また、その場合もご希望に添えない可能性がございますので、予めご了承ください。
-
コース開始直前のお申込みですと、介助ボランティアの募集が間に合わないことがございます。できるだけ余裕を持ってお申込みください。
産後ケアバトン制度の背景
機会の格差をなくすために社会全体でサポートを
マドレボニータでは、2011年3月より、社会的に孤立しがちな母親たちを対象に「心身の健康」と「仲間」を得るためのサポートを行っています。
彼女たちの孤立を防ぐためには「産後の心身の健康を回復させること」と、「家にひきこもらずに、外にでるためのきっかけ」が必要だからです。
この制度が始まってから、今まで密室にこもっていた母子が参加の機会を得て、教室に足を運んでくれるようになりました。
「産後ケアバトン制度」という名前にこめた思い
この制度は、決して「条件にあてはまったら使えるラッキーな割引制度」ではなく、寄付をしてくださったみなさまからの「産後ケアの大切さを伝えたい!」「受講して体力をつけてほしい!」などの、「思いのバトン」が渡されたものだと思っています。
バトンが受講者に手渡され、そのバトンが次の誰かにつながっていく。
そうして「すべての母にとって、産後ケアが当たり前にある社会」に一歩でも近づいていけたら!…そんな願いをこめ、「産後ケアバトン制度」を運営しております。
受講実績・参加者の声
「この制度がなかったら、参加は諦めていました」という声を多くいただきます。双子や三つ子の母に参加いただくときは「介助ボランティア」を募り、子どもたちを一緒に見守っています。開始3年で200名を超える母子にこの制度を利用いただきました。
2016年8月末現在の受講実績は528組
2011年3月の開始以来、全国で多くの方に産後ケアバトン制度をご利用いただきました。参加後のアンケートでは95.1%が「とてもよかった」4.9%が「よかった」と回答しています。

続々と寄せられる感謝と共感の声
乳幼児を2人連れて外出する際に不安なことの1つは、2人が同時に泣き出した際に1人であやさなくてはならないことです。介助ボランティアの方が入ってくださったおかげで安心して教室に参加し産後の心身をケアすることができました。 体を動かすことに加え、参加者の方とのシェアリングにより産後のモヤモヤが軽くなりました。
(K.Oさん多胎児の母)
切迫早産で2カ月半入院し、体力が落ちまくった状態で出産。間髪入れず育児による不規則な生活が始まりましたが、友人からの勧めとケアバトン制度の後押しで教室に参加してみて本当に良かったです。運動とディスカッションで体と心がスッキリ!そして回を重ねる毎に元気がもらえて、これからの自分の人生が楽しみになりました。
(S.Kさん妊娠中長期入院した母)
参加して身体を動かすことで気分転換が出来たことはもちろん、将来について話すことで自分自身について少し整理出来たことが良かったです。 また、これまで子どもの障害についてなかなか周囲に話す機会はなく、産後ケアバトン制度の利用をきっかけに出産後に知りあった方々に話すきっかけとなったのも良かったです。
(M.Tさん障がいのある児の母)