2021年4月6日更新
こんにちは。養成事業部の中桐昌子です。
2021年1月から新規開講したマドレボニータ養成スクール
3か月の前期課程を修了し、
9名の『産後セルフケアアドバイザー』が誕生しました!
今日はそのうちのお一人、
岩手県にて植物療法/アロマセラピスト、ベビーマッサージ講師として
活動されている野田 綾(のだ あや)さんに
インタビューをさせていただきました。
(左)スクール修了証と綾さん☆ (右)インタビュアーの中桐
ーなぜ養成スクールで学んでみたいと思われたのですか?
私は1人のセラピストとして、振り返ってみると、
年間700名以上の産後女性のお身体に触れさせていただいていることに気づきました。
自然療法に関連する専門知識や技法は常に学び続けていますが、
個人に向き合うには社会的な背景への理解が不可欠です。 「自分の人生を生きる」
「本来の力を発揮できるように」
という理念を持って
産後ヘルスケア文化の構築を提唱しているのはマドレボニータならでは。
「本来持っている力を発揮できるようにしていく」というのは、
自分自身の職業や生き方と、目指す方向性が同じだと感じたので、
マドレボニータの養成スクールで学びたいと思いました。 ー実際に養成スクールで学んでみていかがでしたか? 私がマドレに出会ったのは10年以上前。
その頃は「産後ケア」という言葉すらあまり聞くことはありませんでしたが、
マドレが十数年積み重ねていらっしゃった実績もあり、
「産後ケア」が社会に根差しつつある時代になりました。
私自身も10年以上、さまざまな植物療法や自然療法を通して、
産後の女性や赤ちゃんに接してきました。
スクールに参加してみて、改めて、
マドレと私には重なる部分があると感じました。
10年経ち、その部分が地層のように幾重にも重なり、
深まっている感覚。
その土壌をお互い、耕し続けてきたんだなと。
続けるってすごい大変なことだと思うんです。
自分もセラピストとして続けられたことがうれしかったし、
マドレのみなさんも、産後女性のために活動を続けていらっしゃることが純粋にうれしく、続ける中での困難や試練をも、常に原点に立ち返り、
乗り越えようとされている姿に胸を打たれました。
両者の共通の理念である
「持っている力を信じる」ことの大切さを
改めて実感することができました。
「支援=力のある人がない人を助ける」ではなく、
同じ土台の上で「本来持っている力を信じる」
自分も、相手も、そこを信頼しよう、という部分が一緒なんだなと。
その理念があるからこそ、今回のスクールでも
”誰かが誰かに教える”ではなく、
”共に学び合う”という関係性にもつながったのだと思います。 ースクールに参加してよかったことを教えてください 同じスクールに参加した仲間との出会いです。
スクール中はそれぞれが課題に追われて忙しかったのですが、
修了後も改めてみなさんと繋がる中で、
お互いの活動を応援し合っています。
私自身、今、新たな挑戦に向けて準備中なのですが、
同期から率直なフィードバックをいただきながら、
少しずつ形にしているところです。
それも、3か月共に学ぶ中で、
信頼関係を築けたからこそ。
私自身も、同期の皆さんの新しいチャレンジに
貢献していけたらと思っています。 ー今後の展望をお聞かせください 現在は産婦人科クリニックにて、
マタニティ向けの母親学級や、産褥期アロマケアを担当していますが、
今後は、養成スクールで学んだことをホリスティックに活かしながら、
産前産後の助けになるケアサロンを開催できたらと願っています。
あやさん、ありがとうございました!
実はあやさんとはまさに
マドレボニータがNPO法人化した2007年頃、
産後ケアについてともに学んだ仲間でもあります。
あれから10年以上経ち、またこうして同じ場で一緒に学び合えるとは…。
お互いが耕してきた土壌を持ち寄り
より豊かな収穫を分かち合う…。
そんなご縁と体験をいただけてこちらこそ本当にうれしかったです!
これからも、ぞれぞれの持ち場で
それぞれが本来持つ力を存分に発揮できる社会を目指して
活動していきましょうね!
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