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疲れない抱っこ

  • murabe2
  • 2020年9月18日
  • 読了時間: 2分

抱っこで腱鞘炎になってしまうことも…


赤ちゃんは抱っこが大好き。そして大人も、抱っこすることで癒されているものです。ところで、みなさん、どんな姿勢で抱っこをしていますか?


赤ちゃんをおなかに乗せ、上体を後ろへ反らせ、首から肩に力を入れて持ち上げがちですが、実はこれはNGです。腹筋や背筋を使っていないので腰を痛めやすく、肩がこるのも当たり前。また、手首に赤ちゃんの体重をのせてしまうと、必ず腱鞘炎になります。



正しい姿勢を覚えて抱っこしよう


体の使い方ひとつで、もっと楽に抱っこできます。


腹筋と背筋、両腕を使って赤ちゃんを支える姿勢に変えれば、肩こりもせず、抱っこのときのトラブルを防ぐことができます。



正しい姿勢


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次のポイントをチェックしてみてください。


・肩は耳より後ろ

肩を下げ、意識してリラックスさせます。両肩を結ぶラインは、つねに床と平行な状態にしましょう。


・恥骨からおへそまでを床に対して垂直に


・お尻はしめる

脚のつけ根から太ももを外へひねり、お尻はつねにひきしまった状態にします。


・首をすくめない


・骨盤は左右対称

立っているときも、骨盤は傾けず床と平行に。左右対称な状態を保ちます。


・つま先は外向き

内股にならないよう、つま先はつねに外向きに。お尻の筋肉が使えていれば、内股にはなりません。



これはNG


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赤ちゃんを腰骨に乗せ、体の左右が非対称になるのはNG。背骨が湾曲し、全身のゆがみを誘発します。腰にも大きな負担がかかります。



正しい抱っこの姿勢は、腹筋、背筋を鍛え、気になる二の腕もメリハリのある形にシェイプアップする筋トレにもなります。ぜひ試してくださいね!



※このセルフケアはマドレボニータの産後ケア教室でも紹介しているセルフケア方法です。インストラクターの指導でよりわかりやすく正しく実践できます。



(C) 2016 吉岡 マコ


(監修: 杏林大学 保健学部 准教授 佐々木 裕子 先生)

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