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快適な座り方

  • murabe2
  • 2020年9月12日
  • 読了時間: 2分

更新日:10月21日

座り方を見直して腹筋を使おう


産後の体形で気になるのはやはり「たるんだおなか」でしょうか。産後はおなかのちからが入りにくく、骨盤が後ろに倒れ、おなかの脂肪が余りがちです。


産褥期は安静にすることが大切ですが、「身体を大事にすること」と「おなかに力を入れないこと」はまったく別です。腹筋が弱く力が入らないと、肩こりや頭痛など多くのトラブルも生じやすくなります。


まずは骨盤を起こし、腹筋でその姿勢を維持するところから、産後の体形戻しをスタートしましょう。



日常的に腹筋を使うには


特別な時間をとって腹筋運動をするよりも、起きている時間はつねに腹筋を意識して、正しい姿勢で身体を動かすことが大切です。一番手っ取り早いのが、毎日もっとも長い時間とっている姿勢、つまり座り方を意識することです。イスにでも床にでも、正しく座るだけで、腹筋にかかる負荷が大きいことに驚く人も多いかもしれません。ポイントは、仙骨の角度。手をあてて確かめながら座ってみましょう。



腹筋に効く座り方をマスターしよう


床に座るときはあぐら


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床に座る場合は、背骨や骨盤がゆがむ横座りではなく、あぐらで座りましょう。背骨や骨盤がゆがんだ姿勢をとり続けると、ゆがんだ状態がクセになるため、横座りはやめましょう。



上の写真を確認してください。仙骨(中指の指先を尾てい骨にあてたとき、手のひらにあたる骨)は床に対してつねに垂直に。骨盤も左右対称を保ち、いつもゆがみのない状態を保ちましょう。仙骨が床と垂直になり背すじもまっすぐなら、おなかが筋肉で支えられ、内臓はあるべき位置に納まります。




こんな姿勢はNG


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写真のように猫背になったり、腰が反りすぎるのはNGです。また、横座りやペタンコ座りは背骨や骨盤がゆがみますので絶対に避けましょう。


座り方は一日のうちでもっとも長く取っている姿勢であり、マドレボニータの産後ケア教室でも最初にご紹介しています。よりわかりやすく正しく実践したい方は教室もチェックしてみてくださいね!



(C) 2016 吉岡 マコ


(監修: 杏林大学 保健学部 准教授 佐々木 裕子 先生)

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