\教えて!事務局長/なぜ今、マンスリーサポーターキャンペーン?
- ckitazawa
- 6月24日
- 読了時間: 4分

最近、急に始まったように見えるマドレボニータのマンスリーサポーターキャンペーン。なぜ今?なぜ2ヶ月限定?そんな疑問に、事務局長・ちいさんが答えます!
“応援したい気持ちはあるけど、今ひとつ全体像が見えない…”という方にこそ読んでほしい、ちいさんの本音インタビューです。
そもそもなぜ、マンスリーサポーターが必要なの?
マドレボニータのマンスリーサポーター制度「マドレ応援団」は2011年から始まりました。当時は今ほど浸透していなかった産後ケアをより広く届けるために、寄付をもとに受講料を補助する「産後ケアバトン制度」の開始や啓発活動にも力を入れ始めました。
2017年には活動の公益性や適切で透明度の高い組織運営を認められ、東京都の「認定NPO法人」となりました。
マドレボニータの教室は基本的にご参加者が受講料を払って参加してくださっていますが、産後ケアに辿り着きづらい方へ届けていくことも団体の大切な使命です。そのために皆さまからの継続的なご寄付は産後ケアバトン制度や啓発活動の実施において、たいへん重要な役割を占めています。
なぜ今、キャンペーンを行うの?
マドレ応援団として応援してくださる方が徐々に増え、サポーター募集キャンペーンを行おうとした矢先、コロナ禍に。中心事業の対面産後ケア教室が開催できなくなったことで経営面でも試行錯誤が続き、大きな運営体制の変化もあり、サポーターを呼びかけるどころではない日々でした。重ねて2022年には、初の認定NPOの更新申請・審査も。体制変更により5年前に申請したとき関わったメンバーが私のみという状況で非常にプレッシャーを感じつつ、準備から更新まで1年以上の長丁場を理事・スタッフ一丸となって乗り越えることができました。
今年は新体制になって5年目となりました。団体の経営・運営も安定してきて、また今まで以上に「啓発」に注力しようと未来を見据えた今だからこそ、応援してくれる方を増やしたい!と考えたんです。
「啓発」は非営利団体である私たちだからこそ行うべき活動だと思っていますが、一朝一夕で出来たり、「バズる」ものでもなく、時間がかかります。だからこそ、それを一緒に支えてくださる仲間を増やしたいです。
今回は、短期間にキャンペーンを展開することで私たちの目指すことや取り組み、活動への思いを広く知っていただく意味も含め、2ヶ月間のサポーター募集キャンペーンを実施しています。
企業からの寄付についてもよく紹介しているけど、個人寄付も必要?
大変ありがたいことに企業からのご寄付や助成を頂く機会は少しづつ増えてきましたが、その反面、コロナ禍以降、マドレ応援団の人数は徐々に減ってしまっています。
認定NPO法人であるためには、公益性の高い活動を実施するだけでなく「年間に3,000円以上の寄付者が100名以上」という基準があります。
ご寄付くださる方の数が以前よりも減少傾向にある中で、ここ最近はこの基準をかろうじて満たしている状況です。
私たちは今後も社会に広く意義のある公益性の高い活動をし続けたいと考えていますし、認定NPO法人であることは寄付者の皆さまにとっては寄付金控除が受けられるというメリットもあります。ぜひ、寄付という形で応援していただければ嬉しいです。
今回のマンスリーサポーター募集キャンペーンを通して新たにご支援いただいた方からは「産後にマドレに出会えてよかった」というお声も、逆に「産後にマドレボニータを知っていたら…」というお声も両方いただきました。
ほぼあらゆる物価が上がっている昨今、難しいお願いをしていることは承知しています。この機会に応援団になっていただけたら大変ありがたいですが、キャンペーンを行うことで活動を知っていただける機会にもなると思っています。今は寄付のタイミングではないという方も、キャンペーンをシェアしていただいたり、講座を必要な方のご紹介いただくなどのアクションもとても心強いです。
キャンペーンは7月12日まで。ぜひ、ご自身に合った形で応援いただだければ嬉しいです。
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