産後の「リハビリ期」とは? リハビリしないとどうなるの?
- murabe2
- 2020年9月1日
- 読了時間: 2分
更新日:10月14日
産後リハビリ期とは
産褥期が終わる出産後2ヶ月から6ヶ月ぐらいまでの期間をマドレボニータでは「産後リハビリ期」と呼んでいます(※)。
この時期の妻の体は、少しずつ回復を感じられるもののまだ本調子ではありません。出産による体の変化に加えて、育児による肩こりや腰痛に悩まされがち。
出産後2ヶ月を過ぎたら、徐々に運動を始めましょう。静養していた妻の体は筋力も体力も落ちてしまっています。赤ちゃんはどんどん成長し、重くなります。赤ちゃんの成長に負けない体力をつけることが肝要です。怪我の治療の後でリハビリをするのと同じ気持ちで積極的に体を動かしましょう。
産後2ヶ月以降の心の変化
1ヶ月健診を終えて、里帰り出産の人も自宅に帰ってきます。家族や周囲からのお祝いも一段落してこれまでの生活に戻り始めます。赤ちゃん中心の生活になり、妻・夫自身の疲労には気づきにくくなりがち。赤ちゃんはかわいいけれど、お世話に追われ、この生活がいつまで続くのかと先が見えない気持ちになってしまったり。
生まれたばかりの小さくてふにゃふにゃの赤ちゃんが傍らにいて、その命の責任を負っている緊張感は尋常ではありません。寝ていても、どこか起きているような、休まらない感じがあります。心身ともに緊張し、睡眠不足と蓄積された疲労に心が塞いでしまいます。
心と体のバランスを崩してしまう前に、早めの軌道修正が大切です。
体を動かそう
まずは体を動かし、心身の緊張をほぐしましょう。体を動かすと血流がよくなり、体の緊張をほぐすことで、自然と気持ちも上向きます。
とはいえ、静養していた妻に、いきなりハードな運動は禁物。日常生活の中で筋力を取り戻すことから始めましょう。日ごろの姿勢を見直すだけでも、筋力アップに効果があります。

(監修: NPO法人マドレボニータ)









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