言葉にできなかった思いに突破口が見えた。「わたし」を主語に考えるリハビリ~受講者インタビュー
- 3 日前
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今回紹介するのは、第一子産後5ヶ月で
『産後ケア・大泉学園教室』に参加してくださった
Yちゃんの受講後インタビューです。
赤ちゃんと一緒に、毎週決まった時間に電車に乗って教室へ通うこと。
体を動かすこと。
母としてだけではなく、ひとりの人として話をすること。
この4週間で、
Yちゃんの中には少しずつ「できた」という実感と、
言葉にできなかった思いへの突破口が生まれていきました。

【毎週、赤ちゃんと電車に乗って通えた】
わたしは第一子の産後で、子どもは生後5ヶ月になりました。
今回、教室に通ってみてまず思ったのは、毎週決まったところに、電車に乗って出かけること自体が初めてだったなということです。
それをこなせたことが、まずもって
頑張ったな、やり切れたな
と思いました。
最初は、ベビーカーで電車に乗ることも、抱っこ紐やベビーカーでそのままご飯に行くことも、なかなか自分ひとりではやっていませんでした。
でも教室のみなさんがいて、「いけるよ」みたいな感じで一緒に行けたことが大きかったです。
ベビーカーで電車に乗る。
その場の流れでご飯に行って食べる。
ひとつひとつは小さなことかもしれないけれど、わたしにとっては、足元の母スキルが上がったような感覚がありました。
来月以降も、友達に連絡してランチに行こうかなと思えたり、今までは区内のイベントしか行っていなかったけれど、区外のイベントにも行ってみようかなと思えたり。
そういう意味で、外への足がかりができたのがよかったなと思っています。

【交わったことのない人の声を聞けた】
教室で話をしていく中で、よかったなと思ったことが2つあります。
ひとつは、一緒に参加したみなさんの経験や考え方を聞けたことです。
それは別に、「母として」ということだけではなくて、ひとりの人生として、これまで一回も交わったことのない人たちの声を聞けたことが面白かったです。
こういうふうに考えているんだ。
それはわたしも一緒だな。
そんなふうに、吸収できるものがたくさんありました。
普段だと、職場の人はどうしても似たような価値観の人が多いし、これまでの経験も意外と近い人が多い。友達ももちろんそうです。
でも、教室では全然違う人の話を聞くことができました。
しかも、それが「離乳食どうしてますか?」みたいな話だけではなかったことが、すごく面白かったです。
母になってから出会う人と
母としてだけではない話ができる。
それが、わたしにはとても新鮮でした。

【「わたし」を主語に考えるリハビリ】
もうひとつよかったことは、自分のことを、自分を主語にして話す時間があったことです。
それは、わたしにとってリハビリ的だったなと思います。
教室では毎回、いくつかのテーマがあって。
たとえば「5年後のわたし」というテーマを予告された時、その場ですぐに何かが思い浮かんだわけではありませんでした。
でも、そのテーマをもらってからの1週間、なんとな「5年後のわたしって何だろう」と考えるようになりました。
テーマに対してアンテナが立つから考えるようになる。
それだけでもよかったなと思っています。
自分のことを考える時に、子どもがいるということは、すごく大きな要素になったんだなとも改めて感じました。
5年後を考える時も、やっぱり子どものことを抜きには考えられません。
でもそれは、嫌なことではなくて、幸せなことでもあるんだなと思いました。
自分のことを考えることは、子どもの未来を考えることでもある。
そのつながりを感じられたことも、すごく幸せでした。

【ワンオペの日々のスパイスになった】
夫の育休が終わり、今月からワンオペになったんです。
もうすぐ1ヶ月が終わるところですが、実は週を追うごとに疲れが出てきて。
眠れなくなるし、1日中ずっと子どもを見ていなきゃいけないのが初めてだから、緊張しているんだと思います。
お風呂に入っても、ストレッチしても、緊張が解けない。
でも、そんな中で週1回ここに来て、体を動かして、話すことが、いい意味でスパイスになっていました。
じーっと家にいたら、だんだん沈んでいく感じがある。
でも、1回教室があることで、「行くぞ」という感じになれました。
それはすごく大きかったです。
木曜日という曜日設定も、わたしにはよかったです。
木曜日の午後に宅配サービスが来るので、その日はミールキットにできる。
金曜日を乗り越えれば、土曜日は夫がいる。
木曜日に教室があることで、週の後半を乗り切る力にもなっていました。

【考える視点が増えた対話のワーク】
〉1週目に、
〉「わたしの頭に置いておきたいテーマって何なんだろう…」
〉「見つけられるといいな」
〉って話してくれましたよね。
〉今は、ぼんやりでも見えてきましたか?
1週目の時は、本当に何も思いつかないよ、という感じで…。
4週間通って、まだ完全に言語化できるわけではないけれど、考えようという頭になったという感覚があります。
ワークで出てきたテーマに関しても「こういう観点で考えていけばいいんだ」と思えるようになりました。
たとえば、わたしは「パートナーシップ」を選んだ時に、夫への感謝について考える時間があったり、そこから今後どういうふうにパートナーシップを見ていけばいいかを考えるとっかかりができたりしました。
それまでは、全然どこから考えていいか分からない。
考える暇もない。
そんな状態でした。
でも、そこから少しステップアップできたんじゃないかなという気がしています。
1ヶ月で何かが全部解決するわけではないけど、悩んでいたことや、言葉にできなかったものに、少し突破口が見えた。
それが、わたしにとってこの教室で得た大きな変化でした。

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【産後の「考える突破口」を持ち帰る場所】
Yちゃんが赤ちゃんと一緒に毎週電車に乗って通えたこと。
ベビーカーでの外出や、食事に行くことへのハードルが少し下がったこと。
普段交わらない人の声を聞けたこと。
「わたし」を主語に考えるリハビリになったこと。
そして、
1ヶ月で何かが全部解決するわけではなくても、どこから考えたらいいか分からなかったことに、小さな突破口が見えたこと。
Yちゃんの言葉を聞きながら、これこそが産後ケア教室だなと感じていました。
産後の毎日は、赤ちゃんのお世話でいっぱいです。
けれど、母になった「わたし」が、
これからどう生きていきたいのか。
何を大切にしたいのか。
どこから考え始めたらいいのか。
その問いに、いきなり明確な答えが出るわけではありません。
でも、体を動かし、言葉にして、人の話を聞くことで、少しずつ考えるための足場ができていく。
Yちゃんが見つけてくれたその小さな突破口を、わたしもとても嬉しく受け取りました。
Yちゃん、4週間本当にありがとうございました。
これからも、赤ちゃんとの世界を少しずつ広げながら、Yちゃん自身の言葉と時間も大切にしていけますように。




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