出産の流れをつかもう
- ckitazawa
 - 2020年7月1日
 - 読了時間: 2分
 
更新日:7 日前
出産は必ずしもマニュアルどおりに進むものではありません。例えば分娩までの時間は人それぞれで、一旦病院に行っても一時帰宅・待機になる場合もあります。
しかし、おおまかな流れを知っていれば不安は減ります。
出産の兆候があらわれてから、どのように出産が進むのか把握しておきましょう。夫婦で知っておくことで、急な出来事にも対応できます。
出産の流れはおおよそ次のようになります。

産院へ連絡
前期破水、陣痛、出血など出産の兆候があったらまず産院に連絡しましょう。
兆候があってもすぐに出産が始まるわけではありません。陣痛の間隔や痛みの程度など、体の状況・状態を把握して、落ち着いて行動しましょう。連絡は妻本人が行うのが一般的です。
また、妻・夫のお互いの連絡方法や、それぞれの家族との連絡方法を再確認しておくことが大切です。
診察・検査
産院へ行き、診察を受けます。
この際、陣痛が遠のき、しばらく様子を見るように言われることもあります。その場合は一旦帰宅して再び兆候があらわれるまで待機します。
入院
出産にかかる時間や進み方は人それぞれです。陣痛の合間はリラックスして過ごしましょう。
陣痛室
産院の指示に従い、陣痛室へ移動します。
陣痛室がいっぱいで陣痛室に行けない場合もあります。自分がいちばん楽になれる姿勢を取って待ちましょう。出産は長時間にわたります。痛みの合間にはしっかりと栄養をとりましょう。手軽に補給できるように、おにぎりやゼリー飲料を持っていくと良いです。
分娩室
子宮が全開大になったら、分娩室へ移動します。
あらかじめ産院の分娩室を見学し、雰囲気を知っておくと不安が和らぎます。両親学級などを通じて見学の機会があるときは、ぜひ参加しておきましょう。
出産
いよいよ出産です。
赤ちゃん誕生後、5分から10分ほどで胎盤がはがれ出ます。胎盤が出たら出産は終わりです。
(出産の兆候があったあとで、どうしても出産が進まない場合、また、何らかのトラブルがあって母子に危険がある場合には緊急帝王切開分娩になります。)
退院まで
基本的には出産当日から赤ちゃんのお世話が始まります。授乳、おむつ替え、沐浴など赤ちゃんのお世話が中心となり、忙しい生活となります。
(監修: 杏林大学 保健学部 准教授 佐々木 裕子 先生)









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