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産後の孤立は対話によって軽減されると信じて

こんにちは。

産後セルフケアインストラクター・理事の長野奈美です。


昨日の名古屋は土砂降りが一日に何回も降る天気でした。

一転、きょう目が覚めたらセミがけたたましく鳴く快晴の空!

何か空気が変わったような、季節が真夏に突入したような、不思議な感覚を覚えました。


さて、今日ご紹介するのは、長らく弊団体の研究パートナーとしてもお世話になっている大阪行岡医療大学助教の荒木智子さん(理学療法士・医学博士、WiTHs代表)からのメッセージです。



マンパワーの豊富さ


「産後白書4」は専門職スタッフの方々が一体となって企画、調査、解析、まとめを行って作られました。

マドレのすごいところはプロボノで参加される方が多いことです。

産後白書もこれまですべて拝読していますが、そのマドレのマンパワーの豊富さにホレボレします。

パートナーとの関係にも変化


「産後白書4」はマドレのオンラインや対面で開催されたお教室の参加者の方が参加「後」に回答されたものをもとに作成されています。

それに並行して、私と野村由実さん(元・日本体育大学助教、現・千葉工業大学助教)とで研究を目的とした調査を教室の参加「前」に行いました。

調査にご協力いただいた皆さんの声を文字で拝読するのに、そのまま声として聞こえてきそうなほど、実際の状況が目に浮かぶようなお声がたくさんありました。

ご協力いただいた皆様にこの場を借りて改めて感謝申し上げます。

「産後白書4」でも、我々が実施した調査でもコロナ禍に産前産後を過ごされた方々が受けた影響は非常に大きいことがわかりました。

それが単なる生活の変化や制約にとどまらず、パートナーとの関係にも変化がありました。



コロナ禍で再認識、対話の重要性


「産後白書4」でも取り上げられていますが、パートナーのサポートはますます重要となり、それが顕在化した点はコロナ禍の不幸中の幸いだったようにも思います。


また、パートナーとの対話の重要性はこれまでの産後白書やマドレがずっと強調してきたところでもあり、それはコロナ禍になっても、むしろ、だからこそ?重要性が再認識されたことは非常に大きなことだと思います。

このような内容は実際目の前や自分の周囲で起こっていても、言葉にしたり、可視化することは自分や周囲だけでは難しいことです。


「自分が我慢すれば」「コロナ禍だから仕方ない」と諦めず、事実をみて、そこからいい方向へ進むように、みんなで力を合わせていけたらいいなと思います。


産後の孤立は対話によって軽減されると信じています。


ぜひこの「産後白書4」を全国の自治体へお届けできるように、皆様のご支援をよろしくお願いいたします。



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