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母になっても 楽しさも快適さも 追い求めていい②

東京マラソンEXPO 2024開幕まであと3日となりました。


「母になっても 楽しさも快適さも 追い求めていい」

マドレボニータは、今年もこの言葉とともに走る母たちを応援します。




今回大会を走る、2人の産後ケア教室OGさんの物語を紹介します。


異国の地でつかんだ新しい夢

ボストンから単身帰国してスタートラインに立つのは、太田麻里子さん。


昨年1月にパートナーの駐在帯同のため、家族で渡米しました。

薬剤師の仕事を辞め、渡米後1年は子どもたちのケアに奔走してきました。


「夫はキャリアを継続して、経験値を上げられる。なぜ私は何もない状態にならないといけないのか、と葛藤はものすごくありました」と話します。言葉が通じない、車の運転もできない。「電車に乗るのも、スーパーやカフェに行くのも、どこに行くのも緊張したし、うまくできない自分にフラストレーションが溜まりました」



そんな中、ランニングが心の支えに。

「ボストンではすれ違う人同士が当たり前のように挨拶をします。ランナーも多いし、一人で走っていても一人じゃないような気がしました」


周りの帯同者には、環境に耐えられなくなって引きこもってしまったり、母子で先に帰ってしまう人もいたけれど「私にはランニングがあったから」。


車の免許も取得し、英語にも少しずつ自信がついてきた今は、地元のランニングクラブに所属しています。しゃべれないことが怖くて尻込みしていたけれども、思い切って参加してみたら、「ラン歴は? 次はどこのレース走るの?」とランナーがしゃべることは世界共通だったとの発見!

「案ずるより産むが易しです」


ランニングクラブの仲間と雪道の22キロラン


ボストンには女性ランナーがとても多く「男女同数ぐらい。どの年代の女性も同じぐらいいるのが特徴的」。バギーに赤ちゃんを乗せ男性パートナーが押して、カップルで走っている人や妊婦さんもよく見るのだそう。「女性が育児をしなきゃ、という空気はここにはなくて、カップルのどちらかできるほうがやっています」


大会でも、一番後ろのスタートブロックにはバギーランの人や、犬を連れている人、ウォーキングの人などさまざま。「ランニングのスタイルが日本よりずっと自由です」と教えてくれました。



4回目のフルとなる今回のフィニッシュ目標は、3時間35分。新しい環境で見つけた「ボストンマラソンを走る」という夢のために、ボストン出場に必要な標準タイム切りを目指します。



ボストンの友人(左)と一緒に大会出場

東京マラソンは3万8000人のランナーが走る日本最大のマラソン大会。

そのうちの女性ランナーは、昨年の大会実績で約23%の9000人弱でした。


実は日本国内の主要大会も、女性のみが参加できる名古屋ウィメンズを除き、男性が7割強という割合はほぼ同じで、欧米の大会に比べて女性ランナーが少ないのです。


出産や子育て、家族のケアに追われるという、日本女性の社会的・文化的背景がランナーの数に影響がありそうだ、ということも想像できます。



産後ケア✖️ランニング 新しいエンパワーの形に

出産や子育て、家族の都合によるキャリアチェンジなど、女性にのしかかる障壁を「ランニング」という方法で自分自身をエンパワーし、しなやかに乗り越えていこうとしている2人のランナーをご紹介しました。


2人ともマドレボニータの産後ケア教室に通い、産後のリハビリを経てランニングを始めています。産後女性のケアが日本の社会を変えていくかもしれない。そんな期待を感じさせる2人の物語。

今後も産後ケアと、ネクストステップのセルフケアとして、いつでもどこでも一人でも始められるランニングにつなげていく活動を継続していきたいと考えています。

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