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安芸高田市議の南澤さんインタビュー「当事者が政治参画できるサポートをしたい!」

こんにちは。マドレボニータ共同代表の中桐昌子です。


今回は『産後白書4』をきっかけにマドレボニータの活動を知ってくださり、

「産後ケア」についての知見を深めたい!

養成スクールにもご参加くださった、

広島県安芸高田市の市議会議員 南澤克彦さんにインタビューさせていただきました。


(▲広島県安芸高田市の市議会議員 南澤克彦さん&中桐)


安芸高田市は、人口約2.7万人、

中国地方の中心部に位置し、

約8割を森林が占める中山間地。


インタビュー当日はこの地域でも珍しく、

40~50センチほど積雪し、

インタビュー1時間前まで停電していたとのこと!

そんな中、インタビューにご協力くださり、本当にありがとうございます!










****************


ー『産後白書4』を知ったきっかけは何だったのでしょうか?


安芸高田市は、数年前に産科の病院がなくなってしまい、

この地域で出産することができなくなりました。

少子化のため、小児科もない状況です。


では、ここでどうやって子どもを産み育てていくのか?

大きな課題でした。


そんな中、産前産後のことを調べていたところ、

偶然『産後白書4』をネットで見つけて。

全ページオンラインで閲覧できたのですぐに目を通したところ、

これはすごい!!と。


産後のすれ違いから、離婚→ひとり親家庭になるケースも多く、

産後女性のパートナーはもちろん、社会全体で、

「産後」に対する理解を深め、支えていけるといいなと。

(▲南澤さんのSNS投稿より 

 この投稿を見た方からも多くの反響をいただきました!)


(▲『夫婦で取り組む産後ケア』啓発のため

 全国2400件の自治体にお届けした『産後白書4』



ーその後、ご連絡をくださり、

 「産後ケア」についての意見交換をさせていただいたり、

 「産後」について学べる養成スクールにもご参加くださいました。

 スクールに参加してみて、いかがでしたか?


「産後」をとりまく社会情勢がよく理解できました。

行政や自治体を動かすためには、想いだけではなく、

調査に基づいた説得力のある”データ”や”声”が必要になります。


例えば、

”産後女性の約半数が「産後うつ」の一歩手前の状況である”など、

データをもとに教えていただき、大変勉強になりました。


また、産後のカップルにアプローチする

両親学級の重要性も感じました。


私たちの地域はひとり親家庭も多いのですが、

産褥期(産後1-2か月)の夫婦間のコミュニケーションの難しさが、

その原因の一つなのではないかと気づかされました。


産後は心身ともにこんなにも大きく変化し、

大変な時期であるということを、

男性も学んでいく必要があると感じました。



私自身の経験を思い出しても反省ばかりです…。

妻が里帰り出産をしている間は、

久々の独身暮らしだ!呑みにいけるー!

くらいに思っていましたから…苦笑…!


妻のサポートや育児は、

すべて実家や妻に任せっぱなしだったなと。


『産後白書4』をきっかけに、妻に産後の話をしたところ、

「今さらかよっ!」とツッコまれました…汗!




ーご自身の経験や「産後ケア」について学んだことで、

 今後取り組みたいことはございますか?


自分の失敗談を活かすためにも、

今まさに「妊娠中~産後」の渦中にある方やカップルには

事前に「産後」の大切さを知っていただきたいと思っています。


だからこそ、まずは『産後白書4』を手に取っていただくために、

安芸高田市役所にも働きかけて、

現在は市内のすべての子育て支援センターで

閲覧いただけるようになっています。



また、マドレボニータさんが大切にしている

「対話」もなんらかの形で導入していきたいと思っています。


市議としての活動においても一方通行ではなく、

「対話」を通して、

当事者のお母さんたちと意見をやりとりできるようにしたいですね。


先日、市で開催する育児相談会に参加してみたのですが、

男性である私には話しにくそうな雰囲気もあって…


自分としては、産前産後や育児の当事者の声を聞いて、

政策につなげられたら、と思うのですが、

そう言う点ではやはり当事者・経験者の女性のほうが

声を集めやすいのではないかと感じています。


そういった子育て当事者の方が

政治に参画するためのサポートを、

これからできたらいいなと思っています。




*****************



南澤さん、ありがとうございました!


お話を伺うまでは、

「行政や政治に関わる人」と「地域市民」はまったく異なる立場だと思っていましたが、

一市民としての意見を通して、困りごとを自分たちの手でよりよくしていくことが、

行政や政治である。


そしてそれは誰にとっても他人事ではなく、

誰もが行政や政治に参画していく権利があるのだと、

改めて思い知らされました。


”地域社会をよりよくしていくための市民参画”について、

改めて南澤さんにお話をお伺いする機会も作っていきたいと思いますので、

どうぞお楽しみに!!




【広島県安芸高田市の市議会議員 南澤克彦さん プロフィール】

東京都生まれ、安芸高田市在住。

大学進学をきっかけに広島と縁が繋がり、環境問題に関心を持ったことで自然と折り合う暮らしを求め里山へ移住。百姓・猟師・捕獲した獣で革細工を作るなど幅広い分野で活動中。 2020年12月より安芸高田市議。

http://iegoto.live/


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