【第5回養成スクール報告】『産後うつの理解と対応』―支援者としてできること

2021年2月10日更新

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こんにちは。マドレボニータ養成事業部の中桐昌子です。


1月からスタートした『あたらしい養成スクール』も、はや2か月目に突入。

1か月分の学びや実技課題も積み重なってきて、

「課題動画を提出しなきゃ!」「もっと練習したいのにー!」

とスクール生のみなさま、時間と課題整理に追われている真っ最中です。


オンラインのプラットフォームで課題を提出し、

スクール生同士で、「よかった点」や「改善点」をコメントし合っていますが

お互いのいいところを存分に引き出し、

お互いのリードから学び合う、研鑽の場になっています。


はたまた、課題とは直接関係はないけれど、

ちょっとした情報交換や、

「ちょっとみんな聞いて~!」というつぶやきなんかも投稿されていたりして…。

(それに対するみなさまの反応の早いこと!!)


コミュニケーションを取りながら切磋琢磨する

まさに学校の“ホームルーム”みたいににぎわっていて、

スクール生のみなさまの在り方、関わり方があってこそ、

こんなにも温かい場を創りだしているんだな~と日々感動しています。





さて、2月コース1週目は『産後うつの理解と対応』というテーマで

NPO法人ピッコラーレ代表理事 中島かおりさんを講師にお迎えして

「産後うつ」についての講義と、ワークショップを行いました。



妊娠にまつわる「困った」「どうしよう」に

医療と福祉の専門家が寄り添う相談支援事業「にんしんSOS東京」で、

孤立する母たちとつながり、必要な機関へと繋げる『NPO法人ピッコラーレ』さん。


「【にんしん】をきっかけに、

誰もが孤立することなく、

自由に幸せに生きることができる社会」

を目指して活動されています。



「アプローチ方法は違うけれども、マドレボニータさんは

妊産婦さんへのサポートを通してよりよい社会を作る、という

同じ山頂を目指して登り進めている同士ですね!」

とお話くださり、力強く思うとともに、温かいエネルギーをいただきました。



講義では、『産後うつ』と『マタニティブルーズ』の違いや、

産後は、赤ちゃんの命を守り育てるために、

いつも以上に五感が研ぎ澄まされている一方で

親となった自分自身の欲求は見て見ぬ振りとなり、

『セルフネグレクト』状態になってしまいやすいということも教えていただきました。


自分の産後を振り返ってみても

ちょっとしたことで涙が溢れてきたり(入院中がまさにそうでした…)、

とにかく赤ちゃんのことを優先して、自分に意識を向ける余裕がない状態だったことが

体感とともに鮮明に思い出されました。


それと同時に、

『産後うつ』も『マタニティブルーズ』も、決して他人事ではなく

新しい家族を迎え入れた、

誰にとっても隣り合わせのものであることを痛感しました。


長年、妊産婦さんへのサポートを通して

現場で積み重ねていらっしゃった知見も

“『支援者』としてできること”としてシェアくださり

とても参考になりました。


講義内容を踏まえ、後半は実際にあったケーススタディを通して、

「自分が感じたこと」を言葉にしたり、

「相手にどんな声かけや対応をするのか?」を具体的に考え、

グループでシェアするワークショップを行いました。


ワークに取り組んでみて、まず最初に私が思ったこと。

それは

「ただ相手の話をきくことしかできない」

ということでした。


しかし、スクールでみなさんと考えを共有する過程を経て

「相手の話をきくことはできる」

という新しい視点を得ることができました。



「『産後うつ』と病名がつくと、ぐっと身構えてしまうけれど

それはその方が持っている多面の、ほんの一部でしかない。」

という中島さんの言葉がとても胸に残りました。


だからこそ、

その方の背景を想像しながら話を聴くこと、

その方が背負っている荷物をどうにかしたいね!と寄り添うこと、

その方ご自身に向き合うことの大切さを教えていただきました。



スクール生のみなさまの中には

すでに日々、ご自身の職場やコミュニティで

妊産婦さんのサポートをされている方もいらっしゃいます。


そんな中で悩んでいること、心に引っかかっていることについても

中島さんが優しくアドバイスくださり、

スクール生の方が涙される場面もありました。


サポートする立場である『支援者』自身も

相談できる場や、

サポートを得られる場が必要であることも改めて感じました。



同じ志をもって活動される中島かおりさんに養成スクールにご登壇いただけたこと、

そして、今日も余すことなく、

ご自身の考えや想いを共有くださったスクール生のみなさまに心から感謝!


ここにいる誰かが欠けても

今日の熱い、そして温かい学びの場は成立しなかったと思います。

みなさま、今日も本当にありがとうございました!

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