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チャリボン★
子ども虐待防止「オレンジリボン運動」
NPO法人マドレボニータ 設 立 趣 旨 書
 

設立趣意書 2007-11-01(木)

現在、わが国の少子化は、世界に比類ないスピードで進行していながら、先進諸国の中でも対策が送れているといわれている。そんな中、国や地方自治体も、妊娠・出産をめぐるサポート、育児支援・ワークライフバランスの推進など、少子化に歯止めをかける施策を手探りながら次々と打ち出し始めている。

しかし、まだ抜け落ちている部分がある。それは「産後の母体のヘルスケア」である。出産後の心身は消耗し、身体的にも精神的にもギリギリの状態にあるにもかかわらず、心身の健康の回復に必要なその期間は乳児に関心が集中してしまい、母体の健康はあとまわしにされているのが現状だ。

この時期の女性は家にこもって育児に追われ、発言する機会を失っているため、その現状について不満の声をあげることもできず、産後の心身の過酷さと産後ケアの必要性は長年認知されてこなかった。その結果、産後の研究もされてこなければ、専門家教育も行われず、産後のサポートシステムは未だ全く整備されていない。母子手帳、新生児訪問、乳児健診、予防接種などは国民全員にあまねくいきわたるようになっている一方で、「子どもを育てる母親自身の健康」という分野そのものが長いこと存在してこなかったのだ。

この法人は、広く一般市民に対して、産後ケアの重要性を啓蒙するとともに、産前・産後の女性に向けた、産前・産後のボディケア&フィットネスプログラムを開発・研究・普及し、プログラム提供者の養成を行うことで、母となった女性が子育ての導入期を健やかに過ごし、子どもの健全な育成、虐待の予防、夫婦不和の予防、地域の活性化、女性の再チャレンジとエンパワメント(女性の自立支援)、少子化への歯止めに寄与することを目的とする。

もって私たちは、国の施策からは抜け落ちている「産後ケア」というジャンルを確立し、良質なプログラムをすべての産後女性に提供するという目的のために、営利のみを追究せず、市民自らが参画できる市民運動としての民主的な運営をおこない、情報公開による信頼性や透明性を維持し、継続性と責任性のある法人として活動したく、ここに特定非営利活動法人マドレボニータを設立することとする。

母となった女性が心身ともに健康に過ごせることは、その家族の健康な生活の土台となる。適切な産後ケアがないことで、母親となった女性が心身の健康を害しやすくなっていること、またそれが原因で育児や夫婦関係にも支障を来す事例はあまりにも多い。これまで見落とされて来た「産後のヘルスケア」が拡充されることによって、健康で幸せな家族が増え、子どもをもつことに希望がもてるような社会が実現することを期待する。

2007年(平成19年)11月1日
特定非営利活動法人マドレボニータ
設立代表者 吉岡マコ

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